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うなぎセミナー 4/19

うなぎセミナー 4/19

セミナー等

SEMINARS

更新日:2018.04.06

Updated: 2018.04.06

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2018年4月19日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2018年4月19日(木) 14時00分~

今週のセミナーについて連絡いたします。
今週は新M1が自己紹介も兼ねて発表します。
開始時刻が14:00~ ですので、ご留意ください。

**************♦ うなぎセミナーのご案内 (Unagi-seminar) ♦**************

日時: 4月19日(木)14:00~16:00
場所: 宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 19th April, 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

====

[発表者 (Presenter)]
井上智裕 (Tomohiro INOUE)

[題目 (Title)]
高圧変成岩に記録された温度圧力とモデルとの比較
The comparison between pressure-temperature conditions of high pressure metamorphic rocks and numerical models

[要旨 (Abstract)]
 私の発表ではこれまで行った卒業研究やこれからの研究の内容を話すとともに、時折私の生い立ちや趣味等を交えて、発表を行う。以下は卒業研究の内容である。
 変成作用とは岩石が、形成された時とは異なる温度・圧力のもとで、鉱物の組み合わせや組織が変化する現象である。高圧変成岩は比較的低温高圧で変成作用を受けた岩石であり、一般的に沈み込み帯のプレート境界付近で形成されたと考えられている。世界中の高圧変成岩を沈み込み速度によって分類すると、その温度圧力は沈み込み速度が速い方が比較的高温・低圧、遅い方が比較的低温・高圧である。これは一般的な沈み込み帯の温度構造の解釈とは異なる。そこで、数値モデルを用いて、沈み込み速度と海洋プレート年齢を変化させてシミュレーションを行った。そして速度、年齢、剪断発熱、放射性発熱の影響を考察した後に、高圧変成岩と比較した。

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[発表者 (Presenter)]
佐脇泰典 (Yasunori SAWAKI)

[題目 (Title)]

phase A の結晶選択配向とレオロジー特性
Crystallographic preferred orientation and rheological properties of phase A

[要旨 (Abstract)]
 Phase Aは冷たいスラブの深さ 200-350 km 付近に存在する含水ケイ酸塩鉱物であり, スラブの岩石中に最大47 wt.% も含み得る (Hacker et al., 2003). 含水鉱物はスラブにおいて, 水を地球深部に運ぶことや稍深発地震の発生において重要な役割を果たすと考えられており, phase Aのレオロジー特性を実験的に調べる必要がある. 卒業研究では D-CAP(変形マルチアンビルプレス)を使用して高圧下での剪断変形実験を行い, 変形構造や鉱物の持つ結晶選択配向(CPO: Crystallographic Preferred Orientation)などを調べた.
 本発表では卒業研究の簡単な報告に加え, 自己紹介と修士課程での研究指針についても述べさせて頂く.

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[発表者 (Presenter)]
原将太 (Shota HARA)

[題目 (Title)]
高次高調波発生に向けた中赤外光源の開発
Development of mid-infrared light source toward high-harmonic generation

[要旨 (Abstract)]
 レーザー(Laser:Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)は,現代科学で広く用いられている極めて重要な技術であり,新たな科学現象の発見に大きく貢献している.最近では,2017年にレーザー干渉計であるLIGO(Laser Interferometer Gravitational-wave Observatory)を用いた重力波観測への貢献により,Weiss,Thorne,Barishがノーベル物理学賞を受賞した.高次高調波発生は,波長の短い極端紫外・軟X線のレーザー光源やアト秒パルスの光源として,微細構造の計測やイメージング,超高速現象の観察などの分野で用いられている現象である.一方,高次高調波の短波長化のために入射光の波長を長くすると,十分な強度の高次高調波(軟X線)を得ることができない.そこで,入射光として媒質電離用の短波長基本波と電子加速用の長波長基本波を用いる2色法により,発生する軟X線の高強度化と短波長化を目指した.本研究では,2色法の長波長基本波として用いる6 μmの赤外パルス光を発生させるため,GaSe結晶を用いた差周波発生器を新たに考案し試作するとともに,得られる赤外光強度を数値計算によって確認した.本発表では,自己紹介や研究目標を交え,上記の卒業研究の紹介を行う.

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[発表者 (Presenter)]
藤田萌実 (Megumi FUJITA)

[題目 (Title)]
西南日本における応力解放に伴う地殻変動の検出 -小規模なスロースリップの検出に向けて-
An attempt to detect small crustal deformation associated with stress release caused by ETS in southwest Japan, using GNSS data -An attempt to detect small slow slip events-

[要旨 (Abstract)]
 プレート境界域では深部低周波地震(LFE)・深部低周波微動(tremor)とスロースリップイベント(SSE)が同期して繰り返し発生する事例(ETS; Episodic tremor and slip)が数多く報告されている。Frank(2016)は微動発生期間において地表変位の累積を計算してSN比を大きくすることにより、GNSSの生時系列データからは見えない小規模なSSEに伴うシグナルを検出できることを示した。本研究では、Frank(2016)の手法を西南日本に適用し、従来応力蓄積期だと考えられていた期間において、深部低周波地震・微動と同期して生じる小規模な地殻変動の検出を試みた。解析の結果、小規模な地殻変動を検出できた観測点もあったが、全体としては観測点ごとの変動方向のばらつきが大きく、系統的な応力解放に伴う地殻変動を検出したとは言い難い。既知の短期的SSEの断層モデルパラメータを用いた数値実験を通して、西南日本ではプレート境界浅部の固着域の影響を強く受け、微動と同期して生じる地殻変動は非常に微小なものとなっていることが分かった。


**************♦ 皆さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

-------------------今後の予定(Schedule)----------------------

4/26 水戸川、髙橋
5/10 大柳、伊東
5/17 JpGU予行練習
5/24 (JpGUのため、お休み)
5/31 Qwana、坂上
6/7 (未定)
6/14 植村、片上
6/21 加藤、山村
6/28 三宅、安富
7/5 水戸川、津田
7/12 M1×2
7/19 M1×2

今週のセミナーについて連絡いたします。
今週は新M1が自己紹介も兼ねて発表します。
開始時刻が14:00~ ですので、ご留意ください。

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日時: 4月19日(木)14:00~16:00
場所: 宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

Date and time: 19th April, 14:00 ~ 16:00
Room: E-232D @ Main building
Map: http://www.uji.kyoto-u.ac.jp/campus/map.html

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[発表者 (Presenter)]
井上智裕 (Tomohiro INOUE)

[題目 (Title)]
高圧変成岩に記録された温度圧力とモデルとの比較
The comparison between pressure-temperature conditions of high pressure metamorphic rocks and numerical models

[要旨 (Abstract)]
 私の発表ではこれまで行った卒業研究やこれからの研究の内容を話すとともに、時折私の生い立ちや趣味等を交えて、発表を行う。以下は卒業研究の内容である。
 変成作用とは岩石が、形成された時とは異なる温度・圧力のもとで、鉱物の組み合わせや組織が変化する現象である。高圧変成岩は比較的低温高圧で変成作用を受けた岩石であり、一般的に沈み込み帯のプレート境界付近で形成されたと考えられている。世界中の高圧変成岩を沈み込み速度によって分類すると、その温度圧力は沈み込み速度が速い方が比較的高温・低圧、遅い方が比較的低温・高圧である。これは一般的な沈み込み帯の温度構造の解釈とは異なる。そこで、数値モデルを用いて、沈み込み速度と海洋プレート年齢を変化させてシミュレーションを行った。そして速度、年齢、剪断発熱、放射性発熱の影響を考察した後に、高圧変成岩と比較した。

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[発表者 (Presenter)]
佐脇泰典 (Yasunori SAWAKI)

[題目 (Title)]

phase A の結晶選択配向とレオロジー特性
Crystallographic preferred orientation and rheological properties of phase A

[要旨 (Abstract)]
 Phase Aは冷たいスラブの深さ 200-350 km 付近に存在する含水ケイ酸塩鉱物であり, スラブの岩石中に最大47 wt.% も含み得る (Hacker et al., 2003). 含水鉱物はスラブにおいて, 水を地球深部に運ぶことや稍深発地震の発生において重要な役割を果たすと考えられており, phase Aのレオロジー特性を実験的に調べる必要がある. 卒業研究では D-CAP(変形マルチアンビルプレス)を使用して高圧下での剪断変形実験を行い, 変形構造や鉱物の持つ結晶選択配向(CPO: Crystallographic Preferred Orientation)などを調べた.
 本発表では卒業研究の簡単な報告に加え, 自己紹介と修士課程での研究指針についても述べさせて頂く.

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[発表者 (Presenter)]
原将太 (Shota HARA)

[題目 (Title)]
高次高調波発生に向けた中赤外光源の開発
Development of mid-infrared light source toward high-harmonic generation

[要旨 (Abstract)]
 レーザー(Laser:Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)は,現代科学で広く用いられている極めて重要な技術であり,新たな科学現象の発見に大きく貢献している.最近では,2017年にレーザー干渉計であるLIGO(Laser Interferometer Gravitational-wave Observatory)を用いた重力波観測への貢献により,Weiss,Thorne,Barishがノーベル物理学賞を受賞した.高次高調波発生は,波長の短い極端紫外・軟X線のレーザー光源やアト秒パルスの光源として,微細構造の計測やイメージング,超高速現象の観察などの分野で用いられている現象である.一方,高次高調波の短波長化のために入射光の波長を長くすると,十分な強度の高次高調波(軟X線)を得ることができない.そこで,入射光として媒質電離用の短波長基本波と電子加速用の長波長基本波を用いる2色法により,発生する軟X線の高強度化と短波長化を目指した.本研究では,2色法の長波長基本波として用いる6 μmの赤外パルス光を発生させるため,GaSe結晶を用いた差周波発生器を新たに考案し試作するとともに,得られる赤外光強度を数値計算によって確認した.本発表では,自己紹介や研究目標を交え,上記の卒業研究の紹介を行う.

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[発表者 (Presenter)]
藤田萌実 (Megumi FUJITA)

[題目 (Title)]
西南日本における応力解放に伴う地殻変動の検出 -小規模なスロースリップの検出に向けて-
An attempt to detect small crustal deformation associated with stress release caused by ETS in southwest Japan, using GNSS data -An attempt to detect small slow slip events-

[要旨 (Abstract)]
 プレート境界域では深部低周波地震(LFE)・深部低周波微動(tremor)とスロースリップイベント(SSE)が同期して繰り返し発生する事例(ETS; Episodic tremor and slip)が数多く報告されている。Frank(2016)は微動発生期間において地表変位の累積を計算してSN比を大きくすることにより、GNSSの生時系列データからは見えない小規模なSSEに伴うシグナルを検出できることを示した。本研究では、Frank(2016)の手法を西南日本に適用し、従来応力蓄積期だと考えられていた期間において、深部低周波地震・微動と同期して生じる小規模な地殻変動の検出を試みた。解析の結果、小規模な地殻変動を検出できた観測点もあったが、全体としては観測点ごとの変動方向のばらつきが大きく、系統的な応力解放に伴う地殻変動を検出したとは言い難い。既知の短期的SSEの断層モデルパラメータを用いた数値実験を通して、西南日本ではプレート境界浅部の固着域の影響を強く受け、微動と同期して生じる地殻変動は非常に微小なものとなっていることが分かった。


**************♦ 皆さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

-------------------今後の予定(Schedule)----------------------

4/26 水戸川、髙橋
5/10 大柳、伊東
5/17 JpGU予行練習
5/24 (JpGUのため、お休み)
5/31 Qwana、坂上
6/7 (未定)
6/14 植村、片上
6/21 加藤、山村
6/28 三宅、安富
7/5 水戸川、津田
7/12 M1×2
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