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うなぎセミナー 4/20

うなぎセミナー 4/20

セミナー等

SEMINARS

更新日:2017.04.10

Updated: 2017.04.10

  • 開催場所:京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • Place: 京都大学 防災研究所 本館E-232D
  • 開催日時:2017年4月20日(木) 14時00分~
  • Date and Time: 2017年4月20日(木) 14時00分~

今週のセミナーについて連絡いたします.今週は新M1の発表です.

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:4月20日(木)14:00~16:00 ←今週からこの時間です.
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

[発表者]
加藤 慎也

[題目]
リソスフェアの沈み込みに対する非線形レオロジーと圧力依存する熱膨張率の複合効果
Combined effects of non-linear rheology and a pressure-dependent thermal expansion coefficient on the subducting lithosphere

[要旨]
非線形レオロジーおよび熱膨張率の圧力依存性がプレートの沈み込みに与える影響についてマントル対流シミュレーションを用いて調べた。プレートの沈み込みや流動が浮力だけで駆動される二次元のモデルを用い、プレートの移動速度、スラブの変形、スラブの後退、前進について調べた。その結果、熱膨張率一定のモデルと圧力依存するモデルではスラブの変形の仕方に大きな差が生まれた。熱膨張率が圧力依存するモデルではスラブの変形が複雑に生じ、プレートの移動速度も変化している。また、それに伴いスラブの後退や前進が生じた。一方で、熱膨張率が一定の場合は、スラブの変形がほとんど生じず、プレートの移動速度も安定していた。これは、熱膨張率は密度に影響を与えることで、浅部ではスラブに負の浮力が強く、深部では負の浮力が弱くなるためだと考える。そして、この負の浮力の差がスラブの変形に影響を与え、プレートの移動速度やスラブの前進や後退を促すと考える。また、この時、非線形レオロジーモデルは上部マントルの粘性が低くなるためスラブの変形を促すと考えられる。


[発表者]
三宅 雄紀

[題目]
熊本地震における前震・本震間の静的トリガリングについての検証
Static stress triggering investigation for the 2016 Kumamoto sequence

[要旨]
2016年4月に起きた熊本地震では、大きな2つの前震と、さらに大きな本震が起きた。これらの地震間に働いた静的トリガリングの定量的検証を通して熊本地震の理解を試みた。
静的トリガリングとは、ある断層のずれが他の断層での地震を引き起こすことである。その定量的な尺度としてΔCFFがあり、本研究ではこれを用いて計算を行った。
ただ、前震・本震間の震源距離は近いために断層モデルの不正確性は結果に悪影響を及ぼす可能性がある。断層モデルとして複数のものを用意し、熊本地震を引き起こした断層帯での地震活動と比較することで、より良い断層モデルを推定することも行った。比較の結果、メカニズム解とCMT解を断層モデルとして採用することになった。
その後、「前震2が本震をトリガリングした」という仮説のもと、地震活動やΔCFFなど複数の視点から検討したところ、「前震2が本震をトリガリングした可能性は低い」という結論が得られた。


[発表者]
安富 達就

[題目]
震源至近距離で記録された歪計データを使ったforward analysisによるオークニーM5.5地震の顕著なすべりの特定
Searching for significant displacement zones of a Okeny M5.5 earthquake fault by forward analysis of strainmeter data at depth at a very close distance

[要旨]
  The largest event recorded in a South African gold mining region, a M5.5 earthquake, took place near Orkney, South Africa on 5 August 2014.  It is an unusually well-recorded events: the main- shocks and after-shocks were recorded by 46 geophones and 3 Ishii borehole strain meters at 2 - 3 km depths with epicentral distances, hypocental distances < several km, and 17 surface accelerometers with hypocental distances < 20 km. The upper edge of the planar aftershock activity dipping almost vertically was only several hundred meters below the sites where the strainmeters were installed.
  These strainmeters were only about 150 meters apart. However, their strain changes had different polarities while the other M4 strain changes with a similar hypocentral distances was the same. So, this information can place critical constraints on the location and configuration of the Okeny fault which had M5.5 earthquake occurs.
  We conducted a forward analysis by assume the point source with the mechanism same as macroscopic one of the M5.5 fault a distance of a few kilometer.  However, no difference in the polarity of strain change was seen, suggesting that the effect of a finite size of the source with an edge much nearer than the point source had to be taken into account.


[発表者]
山村 紀香

[題目]
稍深発地震のためのオンサイト地震警報基準の検討
Research on Onsite Early Warning Criteria for Intermediate-depth earthquake

[要旨]
緊急地震速報には,震源に近い場所では,S波の到着までに速報が間に合わないという弱点が存在する.そこで,その弱点を補うために利用されているのが,オンサイト地震警報システムである.オンサイト地震警報システムは震源の浅い地震が多く発生する台湾やカリフォルニアでの使用を考えて開発されたものであるため,日本で使用するにあたって,そのまま適用できるかどうかを検証した.
以上が卒業研究の内容であるが,今回は,卒業研究の発表の他に,自己紹介やこれから研究していきたいこと等を交えながら発表する.


**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

-------------------今後の予定----------------------
決まり次第お知らせします.

今週のセミナーについて連絡いたします.今週は新M1の発表です.

**************♦ うなぎセミナーのご案内 ♦**************

日時:4月20日(木)14:00~16:00 ←今週からこの時間です.
場所:宇治キャンパス本館E棟2階E-232D
   (地震予知研究センター本館セミナー室)

[発表者]
加藤 慎也

[題目]
リソスフェアの沈み込みに対する非線形レオロジーと圧力依存する熱膨張率の複合効果
Combined effects of non-linear rheology and a pressure-dependent thermal expansion coefficient on the subducting lithosphere

[要旨]
非線形レオロジーおよび熱膨張率の圧力依存性がプレートの沈み込みに与える影響についてマントル対流シミュレーションを用いて調べた。プレートの沈み込みや流動が浮力だけで駆動される二次元のモデルを用い、プレートの移動速度、スラブの変形、スラブの後退、前進について調べた。その結果、熱膨張率一定のモデルと圧力依存するモデルではスラブの変形の仕方に大きな差が生まれた。熱膨張率が圧力依存するモデルではスラブの変形が複雑に生じ、プレートの移動速度も変化している。また、それに伴いスラブの後退や前進が生じた。一方で、熱膨張率が一定の場合は、スラブの変形がほとんど生じず、プレートの移動速度も安定していた。これは、熱膨張率は密度に影響を与えることで、浅部ではスラブに負の浮力が強く、深部では負の浮力が弱くなるためだと考える。そして、この負の浮力の差がスラブの変形に影響を与え、プレートの移動速度やスラブの前進や後退を促すと考える。また、この時、非線形レオロジーモデルは上部マントルの粘性が低くなるためスラブの変形を促すと考えられる。


[発表者]
三宅 雄紀

[題目]
熊本地震における前震・本震間の静的トリガリングについての検証
Static stress triggering investigation for the 2016 Kumamoto sequence

[要旨]
2016年4月に起きた熊本地震では、大きな2つの前震と、さらに大きな本震が起きた。これらの地震間に働いた静的トリガリングの定量的検証を通して熊本地震の理解を試みた。
静的トリガリングとは、ある断層のずれが他の断層での地震を引き起こすことである。その定量的な尺度としてΔCFFがあり、本研究ではこれを用いて計算を行った。
ただ、前震・本震間の震源距離は近いために断層モデルの不正確性は結果に悪影響を及ぼす可能性がある。断層モデルとして複数のものを用意し、熊本地震を引き起こした断層帯での地震活動と比較することで、より良い断層モデルを推定することも行った。比較の結果、メカニズム解とCMT解を断層モデルとして採用することになった。
その後、「前震2が本震をトリガリングした」という仮説のもと、地震活動やΔCFFなど複数の視点から検討したところ、「前震2が本震をトリガリングした可能性は低い」という結論が得られた。


[発表者]
安富 達就

[題目]
震源至近距離で記録された歪計データを使ったforward analysisによるオークニーM5.5地震の顕著なすべりの特定
Searching for significant displacement zones of a Okeny M5.5 earthquake fault by forward analysis of strainmeter data at depth at a very close distance

[要旨]
  The largest event recorded in a South African gold mining region, a M5.5 earthquake, took place near Orkney, South Africa on 5 August 2014.  It is an unusually well-recorded events: the main- shocks and after-shocks were recorded by 46 geophones and 3 Ishii borehole strain meters at 2 - 3 km depths with epicentral distances, hypocental distances < several km, and 17 surface accelerometers with hypocental distances < 20 km. The upper edge of the planar aftershock activity dipping almost vertically was only several hundred meters below the sites where the strainmeters were installed.
  These strainmeters were only about 150 meters apart. However, their strain changes had different polarities while the other M4 strain changes with a similar hypocentral distances was the same. So, this information can place critical constraints on the location and configuration of the Okeny fault which had M5.5 earthquake occurs.
  We conducted a forward analysis by assume the point source with the mechanism same as macroscopic one of the M5.5 fault a distance of a few kilometer.  However, no difference in the polarity of strain change was seen, suggesting that the effect of a finite size of the source with an edge much nearer than the point source had to be taken into account.


[発表者]
山村 紀香

[題目]
稍深発地震のためのオンサイト地震警報基準の検討
Research on Onsite Early Warning Criteria for Intermediate-depth earthquake

[要旨]
緊急地震速報には,震源に近い場所では,S波の到着までに速報が間に合わないという弱点が存在する.そこで,その弱点を補うために利用されているのが,オンサイト地震警報システムである.オンサイト地震警報システムは震源の浅い地震が多く発生する台湾やカリフォルニアでの使用を考えて開発されたものであるため,日本で使用するにあたって,そのまま適用できるかどうかを検証した.
以上が卒業研究の内容であるが,今回は,卒業研究の発表の他に,自己紹介やこれから研究していきたいこと等を交えながら発表する.


**************♦ 皆 さまのご来聴をお待ちしています ♦**************

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