馬鹿でドジな自分が周りに迷惑を掛けないためにはどうしたらいいかを考えながら生きてきました。答えは、「人が3時間かけるなら自分は5時間汗をかく」以外にありませんでした。法然上人が言われた意味とは違いますが、許して頂けるでしょう。
人は死ぬまで成長するものだ
出典 宮城谷昌光、沙中の回廊(朝日文庫)下巻373p 「荀氏は、(60を過ぎて)ものごとの機微を察するようになった。人は死ぬまで成長するものだ」と主人公の士会が部下に語りました。士会も荀氏も、春秋の時代の(紀元前600年頃)晋の重臣です。
−安くてほとんど誰でも手に入れられ、 −小さな規模で応用でき、 −人間の想像力を発揮させるような、 ものでなくてはならない。 シューマッハー/小島・酒井訳、スモール・イズ・ビュ−ティフル(講談社学術文庫、1986/原本は1973)
出典は、滝川幸辰(伊藤孝夫著、ミネルバ書房、2003)
ストリーの面白さを失った学問に魅力はない。
出典は竹森俊平さん。読売新聞2003年6月10日の、吉野作造賞受賞記事による。
1984-1985、愚息は、ボールダーの、University Hill Elementary School に通学していました。授業参観に行くと、意見を求められて答えられないでいる我が息子に、先生が、やさしく、"Express yourself" と繰り返しているではないですか。これがアメリカの教育の真髄かと感銘しました。
小学校卒業時の担任の数珠先生が卒業アルバムに書かれた言葉。多分、心配で、後半の部分をおっしゃりたかったのでしょう。
サイエンスの進歩を妨げているものは、Dogma,authority,conventional wisdom
出典は、Don. L. Anderson, Gutenberg Lecture, AGU 1999 Fall meeting. conventional wisdom の訳は、「分別」というところでしょうか。例を挙げると、田中耕一さんの「レーザー脱着法」を実現性が乏しいというのが当時の専門家の「分別」、それにも関わらず、工夫を重ねて高分子の蛋白質の立体構造を解析できるようなシステムを作ったのが「進歩」でしょう。 教授が「そんなものはノイズに過ぎないよ」というのが「分別」、それに逆らって大学院生が徹底的に解析して新しい発見をするのが「進歩」と言えるかもしれません。
出典は親鸞聖人。田無寮で同室だったTさん(現岐阜県庁)が教えてくれました。この言葉を聞いたとき、親鸞聖人とTさんのことがとても好きになりました。
出典不明。MITのジョルダン教授の研究室を訪ねたとき、入り口のドアに書いてありました。
反対する人を大事にしなさい
出典不明。尊敬すべき友人、富大総合情報処理センター高井教授から聞きました。真剣だからこそ、疑問があれば批判し、反対するのです。しばしば、よく理解してもらうと逆に力強い味方になってくれます。